調布市立第三中学校 図書室

三中図書室のご紹介

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 三中の学校図書館は二つの部屋に分かれ、一方が学習室として機能します。2006年度実績で、175回・延べ3448名に及んでいます。昨年度その学習室にレファレンスコーナーを独立させました。学習で調べることがある場合などに機能的に利用してもらうためです。昨年度の貸出総数は5700冊弱。生徒一人当たりでは、年間9.3冊の貸出を受けています。忙しい中学生ですが、多感な時期に出会う一冊の本の重さを考えるとき、何かの役に立てばとの願いを込めて「文庫で読む三中の百冊」を選定しています。これらは中学国語出版社や他校、あるいは中高生向けサービスに熱心な図書館の資料を元に相当数から絞ったもので、娯楽としてのみならず教養、受験にも役立つラインナップになっているはずです。まもなくC級ライセンス30冊読破者が登場しそうです。春と秋に2回の読書週間があり、さまざまな取り組みをしています。

地域や保護者との連携活動

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 地元の方2名に有償ボランティアとして関っていただいています。主に司書不在の日に来ていただいていますが、蔵書点検のときなどは、総動員で、たいへん助けられています。授業の関りでは、かつて地域の方に読み聞かせで授業に参加していただいたケースもあります。また、読書週間では語りの会の方にも着ていただいています。昨年度、学区域の小学校に招かれ、出張講座「読書の時間」を持つ新しい試みがありました。卒業目前の6年生に中学校図書館案内や本の紹介をしました。その出会いから図書委員になってくれたり、読書の習慣を持ち続けられたりと、新入生に良い効果がありました。

校長先生のおはなし~学校図書館について

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 本校の図書室の特色ある活動として「文庫で読む三中の百冊」を実施しています。それは、中学時代に是非読んでほしい本、出会ってほしい本を100冊リストアップしてあります。100冊すべて読んだ生徒には、A級ライセンスが授与されます。60冊ではB級、30冊ではC級の各ライセンスが授与され、それぞれに特典があります。
 他に、読書推進事業として、図書委員会の活動として読書週間を実施しています。5月には「春の読書まつり」、11月には「秋の読書週間」、12月には「朝の読書週間」を計画し、多くの生徒がたくさんの本を図書室で読んだり、借りて家で読んだりできるようにしています。(第三中学校長 小林博)

基本情報

所在地 調布市 染地 3-2-7
生徒数/学級数 664人/21クラス
(平成21年5月1日現在)
蔵書冊数 13,196冊
(平成21年3月31日現在)
ホームページ http://members.jcom.home.ne.jp/chofu3/
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