調布市立第三中学校 図書室

司書のおすすめ本

タイトル 著者、訳者、出版社、おすすめポイント

無人島に生きる16人

須川邦彦/新潮社・2003

現実にあった漂流記。明治の海軍男児、船長と老若乗組員が実に素晴らしい。清潔でユーモアと教育と思いやりと生き延びる知恵満載。お洒落も忘れず。
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ナゲキバト

ラリー・バークダル・片岡しのぶ/あすなろ書房・1997

小さな作品だが宗教的な命題を持つ重厚な物語。おろかな行いによって、大切なものを失くすときに、人は愛を知る。
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氷の海のガレオン/オルタ

木地雅映子/ジャイブ・1994

初版から10年以上経ても、内容が古びることのないYA小説ってあまり多くはない。小五の杉子が自分のコトバを持つゆえに浮いてしまうクラスの中で・・・。
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いのちの食べ方

森達也/理論社・2004鹿

「知ることは大事なのだ」「僕は知りたい」。著者のまっすぐな視線は、夕飯のお肉から被差別部落問題を透かして貫く。日々の事々に、なぜそうなのかな?と疑問を投げかけると、案外不自由な自分の囲いが照らし出される。
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