調布市立多摩川小学校 図書室

多摩川小図書室のご紹介

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調べ学習手順の表示をつけた書架

 学校は京王線「京王多摩川」駅から徒歩7分、調布市の南側を走る多摩川沿いに位置します。校舎3階東側にある図書室からは、多摩丘陵や富士山を望むことができます。本校の図書室には約八千冊の蔵書を備え、毎年300冊以上の購入・除籍を進め、新しい学習のニーズに対応しています。特に総合的な学習の時間で調べ学習を進める多摩川関係の資料は豊富で、玉川流域に生息する生き物、植物や地質など多数取り揃えています。 

読書の効果

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集中して読書する児童

 情報社会が初点している今日、児童の活字離れが進んでいます。しかし、中には図書室が大好きで本を手放せない児童もいます。そのような、児童の様子を見ていると、落ち着いた姿勢で授業に臨み、美知なることへの探求心や理解することへの追究心が旺盛であることが分かります。読書は心を満たし、自らの考えを確かなものにしていく効果があるようです。また、知識や理解力の向上により、表現することへの意欲につながります。 (ここまでの記述 多摩川小 校長 高木宏)

本でしらべたよ

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動物のあかちゃんの絵も描きました。

 2年生さんが国語の「どうぶつえんのじゅうい」の単元で、一人1冊ずつ、じゅういさんファイルを作成しました。たくさんの本を」使い、動物のひみつを発見。

図書室事業

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エプロンシアターのひとこま

 本校では春と秋に読書旬間を設け、読書の啓発に努めています。教職員が児童へのお勧め本を紹介したり、司書や図書委員会による展示やお便り発行などのキャンペーンを繰り広げたり、児童が読書に親しむための活動を展開します。また、月に一度、PTAボランティアの方々による放課後の読み聞かせ会が開催され、多くの児童が図書室に集います。書架の整理や四季折々の飾り付けなども、ボランティアの方々が応援してくださいます。 

公共図書館からいただいた書架

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本の表紙を見せて展示できます。

 夏休み、6年生さんの大活躍で、重たい重たい、書架を3階に運びあげてもらいました。この書架は市内の図書館が建て替えになり、譲り受けたもの。用務主事さんにも協力いただき、図書室に設置しました。「まるで、図書館みたい」とは子供たちの一言・・・いままでも図書館だったのですが・・・

児童の読書状況

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2009年度一人当たり貸出冊数

 本校の図書指導は、国語の授業で実施するほか、毎週木・金曜日の朝、始業前に「読書タイム」を設け、全校が静かに読書に親しんでいます。図書の貸し出しは児童一人あたり年間約60冊と、およそ1週間に2冊の本を読んでいる計算となり、特に低学年の児童に対する貸出率が高くなっています。市内他校との相互貸借はそれぞれ400冊以上、公共図書館からも100冊程度借り受け、多様で深く理解するための学習を支援しています。

100冊のおすすめ本

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廊下の書架に常設した、おすすめの本

 2学期から、低学年・中学年・高学年にむけて、100冊ずつのおすすめ本のコーナーができました。本棚のなかで、みんなとの出会いを待っているたくさんの本。普段は読まない分野の本にも、関心をもってもらえると、読書の幅がひろがります。

図書室の本を使って

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青い車がカッコイイね

 1年生の国語の教科書に、はたらく自動車の説明文があります。そこで、担任の先生の指導のもと、はたらく自動車をひとつ決めて、本を使って調べたことをまとめました。自動車の絵も、よく書けていますね。

基本情報

所在地 調布市 多摩川 3-21-1
児童数/学級数 596人/20クラス
(平成24年5月1日現在)
蔵書冊数 9479冊
(平成24年3月31日現在)
ホームページ http://members.jcom.home.ne.jp/tamagawa-sho/
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