伊能忠敬

伊能測量隊の甲州街道測量

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江東区 富岡八幡宮 伊能忠敬銅像

日本列島の全国測量をなしとげた伊能忠敬(1745~1818)率いる測量隊は、第7次測量の最終行程で甲州街道を南下、測量しています。文化8年5月5日小仏駅を出立し、その日は八王子横山宿で宿泊。5月6日は府中の番場宿で宿泊。翌5月7日に布田五宿(調布)を通過しました。その日は高井戸宿まで行って宿泊。翌5月8日出立し内藤新宿で出迎えを受け第7次測量はそこで終了。調布を通過したのは西暦にすると1811年6月27日のことでした。

隊員の中に忠敬の内弟子箱田良助がいました。後の幕臣榎本武揚の実父です。

<参考資料>
★『多摩のあゆみ』128号 p26~43、
★『府中市郷土資料集 10六所宮神主日記』 p251  

★『府中市郷土資料集 13大国魂神社文書Ⅳ』 p295~298
★『金子家文書目録』 p10
★『地域の歴史を学ぶ』2 p38~42「忠敬と伊能図」(伊能忠敬研究会編)他