日本映画・テレビスクリプター協会理事長 (2005年7月24日時点) 堀北昌子さん
「スクリプター」って何をする人か、ご存じですか?
「スクリプター」(和製英語です)の主な仕事は、映画撮影の「記録と管理」と言われていますが、記録・管理以外にも、脚本から上映時間を計算したり、衣装合わせや撮影の打ち合わせ、編集・ダビングの立合いなど、撮影の準備段階から仕上げの段階までの色々な作業に携わっています。特に、映画のカット間の「つながり」をチェックすることと、監督と撮影スタッフや編集マンとの橋渡しをすることは重要な仕事で、「監督の秘書」とも言われる所以のようです。
堀北さんは映画が大好きで、叔父さんの影響もあってスクリプターの道に入られ、昭和25年から劇場映画・TVドラマ合わせて300本以上の作品を手がけられ、例えば、山本薩夫監督の「戦争と人間」、 伊丹十三監督の「お葬式」、「マルサの女」などに関わっておられます。また、現在は日活芸術学院で後進の指導にも当たっておられます。
これらの功績が認められて日本アカデミー賞特別賞、文化庁長官賞、黄綬褒章などを受章されています。
放送で、堀北さんは、伊丹十三監督のエピソードや「秘書」に求められる4つの資質などについてもお話しされるそうです。
みんなでネットのラジオ出演時の音声を聞くことができます。
山縣さんは2005年12月25日に調布の市民団体「>>みんなdeねっとのホームページ」が放送する調布わくわくステーションに出演されました。
その際の番組内容をお聞きいただけます。
>>『調布わくわくステーション』出演時の音声はこちらから
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