映画俳優の碑と映画発祥の碑

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映画俳優の碑

調布と映画の係わりを記念して建てられた碑です。

<碑の建立の場所と内容>

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調布映画発祥の碑

 「映画俳優の碑」と「調布映画発祥の碑」は両方とも、現在は角川大映スタジオ前のマンションに囲まれた児童公園の中に建っています。現在の角川大映スタジオが戦前の日活多摩川撮影所であったころ、撮影所の敷地は現在の角川大映スタジオだけではなく、調布南高校から京王多摩川線の線路の辺りまでもありました。この児童公園もこの日活多摩川撮影所の敷地の一部でした。これらの碑は、このような調布と映画の係わりの発祥に地に建てられています。(「角川大映スタジオ」のページ参照)
 「映画俳優の碑」は、昭和61年(1986年)日本映画俳優協会が創立35周年を記念して建てられおり、合計3個の碑からなっています。
 「調布映画発祥の碑」は、平成5年(1993年)、調布市映像まつり実行委員会が調布における映画産業の歴史を記念し今後の振興を図る目的で、同じ児童公園の中に建てられています。
「映画俳優の碑」と記された碑には、俳優協会理事長池部良の他、尾上松之助、坂東妻三郎、大河内伝次郎、月形龍之介、長谷川一夫、田中絹代、轟夕紀子、等、往年の俳優の名前が刻まれています。また、「その生涯を映画に生く」と森繁久彌の筆で記され碑には、三船敏郎、石原裕次郎、勝新太郎、高倉健、京まち子、新玉三千代、八千草薫、吉永小百合、等、戦後の日本映画の黄金時代から現在まで活躍している多くの俳優の名が刻まれています。
「調布映画発祥の碑」には、前述した碑の建立の目的のほか、この碑が多摩川東京移管百周年を記念して建てられたことも記されています。

基本情報

所在地 調布市多摩川5-5 児童遊園
問い合わせ: 調布市立中央図書館 地域情報化担当
042-441-6181
地図