そばとそば打ち

そばに興味がある方、打ちたい方、食べたい方

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市民の皆さんのそば打ち風景

そばが、なぜ健康によいか、打ち立てがおいしいのか、食べてみたいなど様々な疑問にお答えします。

☆タンパク質が豊富
小麦粉をつなぎに使ったゆでそばでも、ゆでうどん、ごはんに比べ約2倍多い。
ゆでそば4.8ゆでうどん2.6ごはん(白米)2.5

☆ほかにもいろいろ
日本人に不足しがちなビタミンB1(不足すると脚気、むくみ、心臓肥大をまねく)ビタミンB2(不足すると成長が止まったり、口角炎、角膜炎などをまねく)や血管を丈夫にするルチン、便通を良くする食物繊維も豊富に含まれています。
●栄養価の高いそばですが、そばでアレルギーを起こすことがありますので、注意してください。



日本および世界ではいつ頃から食べられているの

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ソバという植物が生まれたのは、紀元前4000年~2000年ころで、中国南部が原産地と云われています。
日本では縄文・弥生時代にソバの実が伝来し、栽培されるようになりました。
奈良・室町時代には、ぞうすい、そばがき、もちのような形で食べられていました。
江戸初期は練ったソバ粉を細長く切った「そば切り」(現在のそばの形)が発見されました。
発祥地は甲斐(山梨県)とも信濃(長野県)ともいわれています。
江戸中期にそば屋ができ、江戸の庶民にソバが広まりました。
<参考資料>『発見!体験!日本の食事 3』(東京 ポプラ社)
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日本で、そばは、どこで栽培されているの

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深大寺のそば畑が開花している風景

ソバは、沖縄など数県をのぞいて、ほとんどの都道府県で栽培されています。
種まきから収穫までの期間が、ほかの穀物に比べ、短く、また寒さにも強いので、どちらかというと寒い地方にむいています。
火山灰地など痩せた土地でも栽培されます。
現在、北海道で最も多く全国生産量の約半分近く生産され、第2位は意外にも鹿児島県、県全体が火山灰の地層におおわれ、涼しい高原地方も多く、じつはソバの栽培に適しているのです。

<参考資料>
『発見!体験!日本の食事 3』(東京 ポプラ社)
【蔵書検索】

日本各地の主なそばの食べ方

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市民が打った、ざるそばです。

北海道・ギョウジャ天そば
青森県・そがかっけ
岩手県・柳ばっと、わんこそば
山形県・板そば
新潟県・へぎそば、 霧下そば
栃木県・大根そば
長野県・戸隠そば
福井県・越前おろしそば
京都府・にしんそば
兵庫県・皿そば
徳島県・祖谷(いや)そば
島根県・わりごそば
山口県・瓦そば
大分県・山かけそば
鹿児島県・田舎そば
<参考資料>
『発見!体験!日本の食事 3』(東京 ポプラ社)
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